
本物の住まい作りでは、実際に木材を建物として組み上げていく前の段階、つまり木を育て、それを木材に加工する段階から職人の“心”が込められています。
「夢ハウス」では山林の所有から製材、乾燥、加工、自社パネル、生コン、設備工事、海外から直輸入の木材・建材の手配まで自社で行うことで、自ら厳選した本物の材料を中間マージンを排除した価格でお客様に提供できるシステムを構築しました。
家造りに使用する大切な木材がどのようにしてつくられているかをご紹介します。
森を育てるためには、まずは山の大掃除である「地ごしらえ」から入ります。落ちている木の枝や葉などを取り除き、地面が現れたら植林。その後は木の生長を妨げる周りの灌木や草を切る「下草刈り」、育ちが悪くて枯れかかっている木や伸びたツルを取り除く「除伐・ツル切り」を丁寧に行います。そして、木がある程度大きくなると、森全体の健康を考えて間伐。この一連の工程は、幾世代にもわたって続けられるものです。良質な住宅資材をつくるために、百年以上の歳月をかけて育成していきます。
そして伐採。この瞬間、木の大切な命を引き継ぎます。
「夢ハウス」では自社育成林での木の伐採をお客様にご見学いただく“伐採ツアー(伐採体験会)”を定期的に行っています。画像は当社スタッフが実際に伐採ツアーに参加した時のものです。
大木が倒れた瞬間は感動の拍手がわき起こり、何とも言えない厳かな気持ちになりました。また、大勢の人が間近で見ている中での、樹齢100年を越す大木の伐採には職人技が必要です。倒す方向を考えて慎重に作業が進められます。

伐採された原木は、丸いほどよい丸太。また、年輪が密であるほど強い木です。
木のプロは木の姿や木肌、年輪(切口)を見て、内部の状態やその気の特性を知ることができます。こうして、それぞれの木が住まいのどの部分に適しているかを判断し、さらに年輪から一本の木の部分ごとの強さや木目の表情を読み取りながら、用材に適した形に切っていきます。
家づくりに使用する木材は、自然から命を授かった大切な木。それらを無駄なく十分に生かすことではじめて「生命の家づくり」ができると考えます。
斜面に生えている木は、通常、根元に近い部分が曲がってしまっています。夢ハウスではこの部分を天井板に用いています。こうして無駄なく活かそうとしてます。
平らな板は、部分的にしか取れませんが、木目はとてもきれい。幹を垂直に保つ力がはたらいているため、固くなっているのも特徴です。

丸挽き(だら挽き) |
太鼓挽き |
回し挽き |
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丸太を平衡に挽き割る方法。小径木や湾曲材に用います。 |
両面を落としてから、直角および平行に挽いていきます。 |
丸太を回転させながら落としていきます。幅の小さい板を取るのに最適。 |
二方挽き |
胴割り |
みかん割り |
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座りが良いように、片面を落としてから挽いていきます。 |
中心で二つ割りにしてから挽いていきます。大径木に最適。 |
放射状に挽いていく方法。柾目板を取るときに使います。 |
木は乾燥によって収縮・変形するものです。これを考慮に入れて、木材の製品寸法よりも13~15mm程度大きめに製材しています。
木は生きた素材であるため、乾燥によって収縮・変形します。
収縮が激しい場合は、住まいにとっても致命的な“くるい”や反りが生じるため、木材は前もって充分に乾燥させておくことが大切です。
木の乾燥について詳しくはこちら>>>
木材を完全に乾燥させた後、生じた反りやくるいを修正しながら、もう一度正確な寸法に仕上げていきます。
建築後に支障が出ないようにしておくことがポイントです。
この二次製材は「四角かんな盤」を使い、ひとつひとつ手作業で丁寧におこないます。